
婚活のプロフィールを書こう
サイトを選んだらプロフィールを用意しましょう。婚活は就活に似ていると言いますが、まったくその通りでプロフは履歴書と思って嘘偽りなく書きましょう。過去の黒歴史が今も影響しているなら伝えたほうがいいですが、現在に関係ないならあえて書く必要はありません。
一見ネガティブに感じることでも書き方一つでどうにもなります。それよりも必要以上に盛って、それで出会ったとしてもその後が悲惨です。盛ったプロフはいずれはバレますし、お付き合いに発展したとしても長くは続きません。それどころか後でもめる元凶になります。
当たり前ですが、年齢や年収などの数字は正直に書きましょう。
プロフィールの自由記述欄
変に印象良く見せようとしてはいけません。例えば目力のある人は、人を引き付ける反面、怒っているようなきつい印象に見えることもあり、ギャップを狙って「実は優しい性格です。」というのはやめましょう。
見た目の印象は過去の経験からくる先入観です。表情や顔立ちで性格が分かることはありません。
価値観が合う人がいいとよく言いますが、好きなものよりもダメなこと、苦手なものが一致した方がお付き合いに発展しやすいです。本当に苦手なものをプロフに書くのは難しいので実際に会ってからお話の中で見つけるのがベストです。
プロフに書くなら苦手なものよりも「こだわり」を書くのが良いでしょう。
知人で二人とも20代ですが平成初期のスポーツカー好きがきっかけで結婚した人がいます。車はただの移動手段と思っている人からすると一般的な趣味とは桁違いのお金がかかる物が2つもあるのは到底結婚には程遠いと思うでしょうが、この二人はベストマッチだったのです。
マニアックな趣味であったとしても恥ずかしがったり引け目を感じることはありません。生活できないくらいに時間とお金をかけているなら問題ですが、ニッチな趣味であっても印象に影響はありません。
書かない方がいいこと
マウントを取るような書き方や自分大好きがにじみ出ることはやめましょう。男性でありがちですが、変人アピール。自分はすごいと言いたいのか変人を自称しますが、自分大好きがにじみ出ていて印象は下がります。あと、金持ちアピール。車大好き、旅行大好き、ブランド大好き。ステイタスをアピールしたいのでしょうが、散財癖があるのかと思われてしまいます。
書き方一つですが、旅行だったら寺社仏閣にこだわっているとか、郷土料理巡りや温泉巡りしているとかなら好印象です。車でも一つの車種にこだわっていてずっと乗り続けて自分でメンテナンスしているとかなら好印象です。ブランド物だったらそのブランドの歴史や背景も含めて好きなら見た目だけでなく本当に好きなんだと思うでしょう。
物はなんでもそうですが、新しいけど雑に扱われているものよりも古いけどちゃんと手入れしてあるものの方が好印象です。
書くことがないと思った人は
無趣味な人は多いです。好きとか苦手という気持ちはないけど周りよりもできること、得意なことを思い浮かべてみましょう。例えば好きではないけど長距離走れる、人前で歌うのは苦手だけど上手と言われるなど。
僕は仕事が療術業ですが、ゼロ距離で接するからか初対面の人でもほとんど緊張しません。(クレーマーじゃなきゃいいなという緊張感はあります。)目的があって来ているのですが、伝えたいことを伝えれるとは限らず、思っていることを言語化するのが難しい人がいます。本来の言葉の意味とは違う認識でいたり表現することが難しい人は意外と多く、自然と聞き上手になりました。
自分では当たり前と思っていることでも周りから見れば特技に値することはありますので、仕事でもかまわないので思い浮かべてみましょう。
無趣味でも大丈夫
自慢できるような趣味がなくても、趣味と言えるほど夢中になっていなくても大丈夫です。趣向や好きなこと、できることが分かればその人の価値観を推し量ることができます。無理に趣味を作る必要はありません。興味を持ったら始めてみればいいだけです。
僕は以前とても音痴で、音痴ということにすら気付いていませんでした。音痴を自覚してから上手に歌いたいとあれこれやってみましたが、音程がとれるようになるのに10年くらいかかりました。それから歌って楽しいと思うようになるのに5年ほどかかったのですが、それまでの15年は楽しくはなかったですが今思うと趣味だったと思います。
ちゃんと練習している人やバンドをやっている人からするとそれは趣味ではないと言われますが、何かに打ち込むのは趣味だと思います。あと、人にふるまえるくらいの料理はできますが、楽しいと思う時もあれば、普段は楽しいよりも生活のためにしているのでこれも趣味と言えるのか分かりませんが、「料理ができる」と言えます。
僕も無趣味な方で飽き性なのでどれも中途半端ですが、「できること」、「やっていて楽しいこと」を書けば何も問題ありません。趣味を通じて仲良くなりたい人や一緒にやりたい人はそういう価値観の人と探せばいいのです。無趣味が否定的な人はそういう人とマッチングすればいいだけです。
別に趣味なんてあってもなくてもいいという許容範囲の広い価値観の人を探しましょう。
変に取り繕っても仕方がないので無趣味は無趣味で堂々としていれば何も問題ありません。
写真を用意する
写真は肩から上のものと腰から上の上半身で全体の印象が分かる大きさの2つは用意しましょう。表情は少し笑ったくらいが良いです。顔のみはよほど顔に自信がない限り避けた方が無難です。横向きや遠目でも誰かに撮ってもらった自然な表情のものも用意できればベストです。
服装は清潔感があれば大丈夫です。よく女性は清楚感を出すようにワンピースかスカートにパンプスでメイクはナチュラルというのを見かけますが、無理にウケを狙う必要はありません。普段からそういった服装が多い人ならその人らしさが出るのでそれで大丈夫です。服装で困るなら無地の同系色を選べば大丈夫です。
加工したくなる気持ちはよくわかりますが、加工しすぎるとそれだけで除外されます。明るくする程度で輪郭や目の大きさなど印象が変わる部分はいじってはいけません。痩せている人が好きな人もいればぽっちゃりが好きな人もいます。美男美女すぎがダメな人もいます。
自分らしさが出ている写真がベストです。よく食べ物やペットの写真、風景など大量にアップしているのを見かけますが、趣味だと分かる2,3枚で十分です。
プロフはあなたの分身
大切なのは誰からも好かれるプロフではなく、同じ価値観の人を見つけるためのプロフです。結婚前提ならお付き合いした後のことや結婚後をイメージして伝えなければならないことを書いていきましょう。
- 人柄重視なのかスペック重視なのか
- 趣味は共有したいかそれぞれ別の趣味を楽しみたいか
- いつでも一緒にいたいか自分の時間は欲しいか
- 寝るときは一緒がいいか別の部屋がいいか、ベッドだけ別が良いか
- 親との関係、長男次男、親戚関係
- 子供はこの先ほしいのか、現在いるのか、いなくてもいいのか
- ペットは絶対にいなくちゃダメなのか
- 譲れない趣味があれば正直に書く(反社会的なことでなければ思ったより悪印象にならない)
「結婚」という言葉はあまりにもアバウトで結婚の価値観は本当に人それぞれ違います。たくさんの人に会おうとするのではなく、あなたを必要とする人に刺さるプロフが良いのです。
好きになる理由やきっかけは人それぞれ
声が好き、匂い(体臭)が好き、(背の高い女性から)背が自分以上、会話のペースが好き(話が面白いとかではなく、喋り方だと思う)など。これは実際に僕が言われたことです。自分で努力していない素質の部分が好きになるきっかけになるというのはあったりします。
なので、印象よく見せようとすると後で必ずつじつまが合わなくなって信用できない人となってしまいますので正直に書くのが一番です。自分を大きく見せてたくさんの人に会ってもただただ疲れるだけです。
ただ、言葉使いによって好印象にも悪印象にもなるので言葉には気を付けましょう。
